ラオス ルアンパバーン サーン ウォッシュド 100g
【コーヒーストーリー】
10年以上かけて築き上げられた信頼関係
ルアンパバーンでは、1997年に地域開発団体によってコーヒー栽培の技術指導がはじめられました。このおかげで、農家さんたちはコーヒーの栽培・収穫の手法を身につけ、コーヒーの栽培エリアは徐々に拡大していきました。しかし、当初「市場への販売」という部分まではサポートが行き届いておらず、現地パートナーであるSaffron Coffeeがこの地を訪れた2006年には、多くの農家さんが「お金にならないから」とコーヒーの木を切り倒してしまっていました。Saffron Coffeeは、まだコーヒーの木を残していた、わずかな小農家さんたちからコーヒーを買い始めました。
この地には、これまでも多くの企業が参入し、農家さんとの間で作物買付の約束を結んできましたが、多くの場合この約束が守られることはありませんでした。そのため、新たにコーヒーの取引を開始することは非常に難しく、Saffron Coffeeは「守れない約束は決して結ばない」というポリシーで、14年間農家さんたちからコーヒーを買い続けてきました。地道な努力のおかげで、今では農家さんから「新たにコーヒー栽培を始めたい!」との相談も受けるようになり、"Saffron Family"は着実に成長しています。
【ゾウの王国】
ラオス北部のルアンパバーン・シエングムでは、約500世帯の農家さんたちが古くからある森の中でコーヒーを栽培しています。森に自生する木々をシェードツリーとして活用することで、森やそこに住む野生動物(ジャコウネコ、リス、野鳥など)と共生しながら、アグロフォレストリーによるコーヒー栽培を行なっています。彼らが暮らすルアンパバーンは、ラオスの始まりでもあるラーンサーン王国が建国されたときの首都で、歴史ある都市でもあります。商品名の”サーン”はラーオ語でゾウを意味し、14世紀に栄えたラーンサーン王国(百万頭のゾウの王国)に由来しています。
【甘味】●●●
【苦み】●●●
【酸味】●
【香り】●
【コク】●●●
【基本データ】
【産地】ラオス
【エリア】ラオス北部 ルアンパバーン シエングム
【生産者】約500世帯の小農家さん
【標高】800~1,200m
【品種】カティモール
【精製方法】ウォッシュド
【カッピングコメント】ダークチョコレート、カラメル、アーモンド
【オススメ焙煎度】シティ
【店主コメント】
中煎り付近ではほのかな酸味も出ますが、全体的にバランスの良い味わい。
深煎りになるにつれ、苦みとボディ感が増しますが、クセのない苦み。
酸味はほぼ消え、飲みやすいコーヒーへ変化。
ブラジルやコロンビアなどのバランス型を好む方は勿論、カフェオレなどのアレンジの向いたコーヒーです。
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